コンプしてから改めてゆっくりとクラウスのハッピーエンドをプレイしてみました。
メモを見つつ、初めてプレイしたときの感想を思い出しながら、また今回気づいたことなんかも交えつつ。
徒然なるままに語ってみたいと思います。
同じこと何度も言ってるかもしれないけど、すいません。

まずはプロローグ。
葬儀のシーンからグレンがニコを見て「あれ?」って思ったり、ニコがクラウスに親しみ感じちゃったり。
あー、ニコはこの一族由縁の子なんだろうな、もしかして義理弟だったら美味しいなとか思ってました。

いや、キャラ関係とかの前情報は一切見ないタチなので。

葬儀屋の親方、テナルディエみたいだな。

なんだろう、ダウントンアビーでも意識してるのかな? って思ったのはアビーって言葉だけなんですけど。
私も執事好きだからいろいろ本を読んでみたりしているのですが、アビーって修道院から来てるらしいですね。
パレスとかコートとか、元の建物の性質によって名前が付けられていたりするらしいです。
話の中でもお屋敷が修道院だったって出てきてたよね。
あ、ちなみに私はダウントンアビーは2話までしか見ていません、すいません。

お屋敷の前でネガティブ思考のニコ。
期待しない方がいいっていうのは分かるよ、最悪の展開を考えておけば傷も少なくてすむかもしれないもんね。
そして絶対いじわるな先輩フットマンとかいるだろうって思ったよ。
きっとクラウスに気に入られるだろうから、それを妬まれてすっごい意地悪とかされるんだろうなって。
もしかして意地悪使用人たちにまわされちゃうバッドエンドもあるんじゃないかって。
ニコが門の前であれこれ考えてる間に、私もそんなことをあれこれ考えていました。

そして「懐かしい感覚」、これ絶対ここで暮らしてただろうニコ?

執事さん、いい人そうでよかった。
10年前の火事、ニコの過去に絶対関係してるよね?
クラウスの夜のつまみ食い可愛い^^
開かずの扉、何があるんだろう。
ってか、クリアしてからもなぜそこが開かずの扉になっていたのか分からなかったのですが……なんでだろう?
お屋敷によくある、民衆が暴動を起こした時の逃げ道だったのかな。

小さなやんちゃクラウス可愛い^^

なんかピーターもいい人っぽい?

さて、食事の席で分かったお屋敷の使用人構成。

主:クラウス
家令兼執事:アバーライン
執事兼従者:グレン(執事っていうかアンダーバトラー?)
シェフ:ラザール
ハウスメイド:クレア、ハンナ
ランドリーメイド:アリソン、イルマ
キッチン:イザベル
スカラアリーメイド:ジョアン、メグ
フットマン:ピーター
門番:ルドルフ(あれ、庭師のルドルフっていってたよ?)
庭師:トニー(厩番って言ってたよ?)
御者厩舎番:(名前出てこなかった)

このへんの名前の違いはアップデートで直されてるのかな?

大筋はだいたいすぐ読めそうな感じでしたね。
ニコは惨殺されて焼き討ちにされた家族の生き残りじゃないの? って。

クラウスは優しくてほんといい人なんだけど、「貴族の義務」を果たさなきゃいけないって思い込んでる感じかな?
それは自分の父親が英雄で人種の壁を越えての平等と平和を願っていたと信じているから、息子の自分もそれを受け継いでいかなきゃいけないと。
領地とか屋敷とか物質的なものを相続維持していくのも大変だろうけど、精神的なものを継いでいくことの難しさとか重さに抗うというか、それに負けないために周囲の人たちに優しくしてるような感じなのかも?
使用人に優しく接するのも「貴族の義務」?
確かにそう思っちゃうとニコはちょっと寂しく感じちゃうかもね。

上の階でピアノを弾くシーン。
もしかしたらここでクラウスのニコに対するスイッチがまず入ったのかなと。
だって、拾ってきた下働きの子がいきなりピアノ弾いてて、しかも習ったことないとか言い出したら「?」って思うよね。
時代背景よく分からないけど、ピアノ弾けるなんてある程度は教養ある人じゃないのかな?
奇妙な子だな、変な子だな、ピアノの才能あるのかな?
クラウスがどう思ったかは分からないけど、とにかく興味は惹かれたかもしれない。

それにニコが前の当主を知らないっていうのもポイント高いのかもね。

けっこうメンタル弱いかな第一弾、原稿がない。
まあ、舞台が舞台だから失敗できないし祝辞の内容に関する形式もあるみたいだけど。
いっそ、
「今日は原稿を忘れてしまいまして、てへっ☆」
とかやってつかえつかえながらでも覚えていることを言えばいいんじゃないの?
でも地位あるし若いし見目麗しい、そういう人の失敗は好意的には取られるかもしれないけど、妬んでる人もいそうだからそういう人には大歓迎なのかもしれない。
あとあとその失敗を持ち出されて「あの大事な場面で失敗するような人には任せられない」とかいつまでもグチグチ言う人もいるんだろうなぁ。
これも当主のプレッシャーかな。

そんなクラウスを落ち着かせてくれたニコのポイント高いです。
ニコ、クラウスの精神安定剤の地位を確立しつつあります。

「一生懸命だと自信を持って言えるなら、自分だけは自分を認めてあげなさい」
あぁ、アバーラインの言葉が心に響くな……。

昇任式の夜にニコが見た夢で、クラウスの声の人が出てくるけど。
これがクラウスとイメージが重なる人だっていうのは分かるんですが、教会でかなりショックを受けていたから何かよからぬことをしてくる人なのかなと思っていました。
でもこの夢では「大好きな」ってことなので、大好きなんだろうなぁ。
この人の正体が気になるところでした。

アバーライン退職後のニコの従者昇進はさすがに「ないわー」と思ったけど、まあそうしないと話進まないし。
クラウスのお気に入りだから仕方ないよね、ピーター。
しかしピーターもほんといい人だな。
到底納得なんてできないだろうに、ニコを応援してあげるなんて。
これでピーターが意地悪な人に豹変しちゃうかなと思ったけど、そんなこともなかったね。
ほんといい人だ……。

湯あみのお手伝い。
ラブラブになったらお風呂エッチもあるだろうと思ってたけどありませんでしたね(笑)。
貴族様はお手伝いの前では平気で服を脱いじゃうんだろうな、ある意味、お手伝いの人はいないも同然というか空気というか。
アバーラインの話を聞いて自分の誤解を悔んじゃうクラウス。
そこにまたニコが励ますような優しいこと言っちゃうからクラウスもたまりませんね、思わずおでこにキス。
でこちゅう大好きです^^
俺の弟がこんなに可愛いはずがない的な?
まだ恋愛感情ではないのかな。
でも「抱きしめてもいいだろうか」ってなって、あ、これはもしかして始まるかな? と思ったけど何事もなく終わってしまいましたね。

「服が濡れてしまったね」
「あ、大丈夫です」
「ついでに君も汗を流すといい、ほら」
「あ、ク、クラウス様!?」
「背中を洗ってあげよう」
「ちょ、くすぐったいです!」
とかなんとか始まってもよかったのよ?

開かずの扉に入るグレンを追いかけてプレストン家のことを聞かされるわけですが。
今回はクラウス編なのでグレンのことはちょっと置いときます。
ここでクラウスに似た人がアレクシスでニコのお兄さんだと分かります。

ニコが記憶喪失かも、って言った時。
大変な生活の中でも優しさを忘れずにいたってクラウスが言いましたが。
考えてみれば、差別されたりすぐ怒鳴られる殴られる不当解雇されるが当たり前の生活で性格拗れずにいたのはやっぱり育ちがよかったせいなんでしょうかね。
記憶がなくても優しい家族と恵まれた生活をしていたのが根底にあったのかも。
そうでなきゃ、ほんとにグレてどうしようもない人間になって、仮にお屋敷に入ってもこれ幸いと銀食器盗み出すくらいのことはしたかもしれない。

その後で、アレクシスのことを思い出すと気分が悪くなって手足が震えだすとか言うから。
これ絶対アレクシスに性的虐待されてただろうと思ったのですが。
だって、この後もクラウスに触られそうになって手払ってたし。
でも夢では大好きって言ってたから、イマイチ二人の関係がよく分からなかったんですよね。
クリアすれば分かりますが、この拒否反応はアレクシスが死んだときのことを思い出したくないってことだったんでしょうけどね。

手を払われた後、グレンの助けを素直に借りるニコを見て
「グレンの手はふり払わないんだね」
って言うのが切なかったですね。
思わず出たクラウスの本音。

少し休んだニコが仕事復帰する日、階下の部屋にきちゃうクラウス可愛いな。
ニコのタイを直してあげるとか微笑ましい、逆だよ逆w

動物が好きで狩猟が嫌いなクラウス。
多少はお父さんに反発してたんですね。
お父さんが英雄として亡くなって、その後を継ぐ自分も同じようにならないといけないってプレッシャーの中で、それでもまるごと父親の真似をするんじゃなく自分なりの領主としての地位を確立したいとか。
そんな感じかな?
尊敬はしていたけど、父親として愛するってところまでの感情はなかったのかもね。
愛にあふれた家族じゃなかったみたいなこと言ってたし。
それに引き替え、プレストン家は愛情満ちあふれる家庭だったみたいだから。
そういう場所で愛されて育ったニコが持っているものをなんとなく感じ取って、そんなところにも惹かれていったのかな?
……と思ってみる。

乗馬デートに出かける時には既に恋愛感情を持っていたみたいですが。
アバーラインやリジーに本音を出せないのは分かるけど、グレンはどうなんだろう。
グレンが復讐するつもりで屋敷に入り込んだのなら、クラウスに取り入って信頼されるようにしてもいいような気がするけど。
グレンならしたたかに自分がクラウスにとっての大切な人になるくらいのことはできそうだよね。
大学当時はまだフレドも健在だから、そっちにばかり目が行って息子は気にしてなかったのかな。
むしろ憎むべき相手の息子ってことで従者としては完璧でも、クラウスから懐いてくるような言動は取らなかったのかな。

父親が亡くなって一人になって、周囲を見ればみんな父親を知っている人ばかり。
そんな中にふいに現れたニコはやっぱり特別な存在?
あれかな、知らない人にはかえって本音を話しやすいみたいな?
もしかしてニコも基本の育ちはいいから、そのへんで裕福層同志の波長も合ったのかも?
そしてアレクシスに似ているってことで、ニコも自分で気づかない部分でクラウスに甘えたい光線出してたのかもしれない。

ここで出たクラウスの本音。
そういうことかー。

父親に隠し子がいることを知って、でもそのこと自体よりも家族に対する仕打ちに憤ってる?
不仲から両親は別居みたいなことになって、父親からの愛情もなかったクラウスは家にいても虚しかったんじゃないかなぁ。
母親を見ているのも辛かったかもしれない。
でも母親を置いてパブリックスクールに行ったのも、実はちょっと後ろめたかったり。
父親を尊敬するふりをして立派な領主になろうとするのも疲れたと、でもそれを言うのは許されないわけで。
もちろんそれらを無視してお気楽に暮らすこともできないし。
お貴族様も大変です。

そんな話をされて、愛することも愛されることもなかったクラウスが縋りついてきたらニコもほだされちゃうよね。
もともとニコはクラウスのこと尊敬しててアレクシスと被るところもあって情を寄せていたんだから。

そしてアレクシスはその隠し子だったわけで。
クラウスとアレクシスは異母兄弟だったわけですね。
ニコとアレクシスは異父兄弟。

その後、ニコはアレクシスが死んだときのことも思い出してしまうわけですが。
確かにクラウスの今の地位はプレストン家の犠牲の上に成り立っているものではあるけど。
クラウスに罪はないからー。
罪があるとすれば「知らないこと」だよね。

クラウスが父親の真実を知るきっかけは二つだっけ?
クラウスルートでの新聞の早刷りとグレンルートでの立ち聞き?
衝撃度としては立ち聞きの方が大きかったよね、きっと。
父親のしたこととニコ&グレンの裏切りを同時に知ったんだから。
でも新聞で父親のことを知って、体を合わせた後で裏切りを知らされるって二段階構成もキツいか……。

今回はクラウスルートなので新聞早刷りで。
まあ、資産を失っただけならまだしも、リジー事件もクラウスのせいなんて噂流れて信用失墜したら貴族としては最悪の状況です。
それでもまだ死のうとまでは思わなかった。
でも父親のしたことが世間に知れるっていうのは、もうダメ。
理不尽に流された血の上に自分の人生があったと知ったら、それに世間の目に耐えられるだけの強さはクラウスにはないよね。
まあ、そこにニコがいたわけで。

自分とグレンのことを話そうとするのにクラウスはもうその気。
ちょっと待った、とか言ったらやっぱり私を軽蔑するのか、生きている資格はないか、結局一人なのだな私は、とか言い出しそう。
でもね、ここは先に話した方がいいんじゃない? って予感がひしひしです。
「オレ、この戦が終わったら田舎に帰って結婚するんだ」
と同等の死亡フラグのような気がしますよね。

クラウスはさ、パブリックスクール行ってたくらいだから男性経験もあるんでしょうね。
どっちかは分かりませんが。
手馴れてるよね。
むしろ女性経験ないか?

朝になって、もうこのまま二人でどっか遠い所に行って野菜とか育てながらひっそり暮らせばいいよ。
とも思ったりしましたが。
そうは問屋が卸さない、グレンも卸さない。
つか、グレンそこまでやってたのかー。
しかもニコが告発者にされてる。
おまわりさん、そんな細かいことまで説明しなくていいよ。
クラウスもせっかく浮き上がりかけていたのに、よりどん底に叩き落されました。
仮にニコの口からこれを聞いていたらどうだったかな。

でもこうなったらいくらニコが何言っても無駄だよね。
騙そうとしてたんじゃなく……って、いや、それ言い訳にもならない。
なんだかんだ言ってグレンに流されていたのは事実だし。
グレンの本気度を見誤ったかな。
やっぱりずっと復讐の念を抱いて生きてきたグレンと、記憶を失って優しいクラウスに会ってしまったニコでは「復讐」に対する認識も覚悟も違ってたんだよね。

グレンは坊主憎けりゃ袈裟まで憎いだから。

ニコがアシュトンアビーの当主になって虚しい日々を過ごす中。
収監されているクラウスに会いに行こうとしますが、絶対断られるよね、普通。
どれだけ待っても会えないっていうから、もしかしてもう既に自殺しているのでは?
これってバッドエンド?
と思ってしまいました。
やっと進んだ4章なのになぁと思いつつ。
だって、ほんといっつも3章で終わってたから。
クラウスを助けたかったら手紙を渡せっていうから、素直にいつも最後は手紙を渡してたもん。

でも唯一信頼して心を開いていたニコに裏切られていたんだから、自殺してもおかしくないよね。
もともと自殺しようとしてたんだから。
多少なりとも心のどこかでまだニコを信じていたのか、未遂に終わって拘束でもされてしまったのか。

キールによると収監された直後から面会に応じていないってことは、会いに来た人もいるってこと?
もしかしたらクラウスは一人ぼっちだと思っていたけど、意外にクラウスを信じて力になろうとしてる人もいたんじゃないかな?
……まあ、興味本位とかで会ってみたい。
失墜した英雄の息子の姿を見てみたいって方かもしれないけど。
クラウスは聴取にも非協力的で収監期間を延ばしたいようだったっていうのは、やっぱり自分を罰したかったのかな?
キールは外に出たくないんだろうって言ってたけど、自分に罰を科す方だろうなと思うよ。

でも脱走メンバーの中にクラウスがいるっていうのを聞いて、もしや気がふれたっていうのもお芝居では?
と思ってしまいました。
もうコイツはダメだな、と思わせておいて脱走企画して外に出て今度は自分が復讐するとか?
復讐の連鎖ですね。

あ、前言撤回。
クラウス、ほんとにイっちゃってます……怖いよぉ……。
グレンの磔、いたいいたいいたい……。

でもなんとか正気に戻ったらしいクラウス。
無意識とはいえ無理やりニコをやっちゃったことにショック受けちゃって、お互いに謝りあってなんとなくめでたしかなと思ったら。
私もグレン忘れてた。
もうお互いに復讐とか裏切られたとか通り過ぎて、今や愛しいニコを挟んでの恋敵になっちゃってます。
これはもう誰かが死なないと終わらないなと思っていたら、クラウスがグレンを刺し殺してしまいました。
もしかしてこれまでの選択肢によって死ぬ人が変わるのかなと思っていたけど、それはなかったですね。
でも、二人で逃げたはいいけど、これグレン死んでないんじゃない? と思ったよね。

そして悲惨な逃亡生活の始まり。
うーん、正直クラウスはお荷物だよね、酷い言い方だけど。
なんかもう四畳半貧乏物語みたいになってきた。
もしくは
「苦労かけてすまないね」「それは言わない約束よ、おとっつぁん」
みたいな。
でも二人にこの先があるのなら、こういった底辺の生活をしたことはクラウスにとっては本当にいい経験になるよね。
貴族の生活に戻ることはできないだろうけど、もともとの優しい性格に痛みを知ることで深みが増すというか、大きな人間になれるんじゃないかな。
それこそ素晴らしい領主になれるのに。
ニコのポジティブ思考もすごいな。
門の前でうだうだしてた頃とは大違い^^

互いに絆が深まったけど、結局これってクラウスのこれまでのしてきた行動とか考え方が大きく作用してるよね。
例え貴族の義務でしてきたことであっても、差別をすることなく使用人にも優しくしてきたわけでしょ。
ニコにいたっては傍に置いて無条件に信頼して、それだからニコもクラウスを好きになったし自分のやっていることに罪悪感を覚えたわけで。
もしクラウスがひどい差別をしないまでも普通の対応くらいだったら、ニコだってほだされることなかったんじゃないかな。
「人の家族を殺しておいて、なに安穏と暮らしてるんだ」って思われたかもしれない。
情けは人のためらなず、って感じ?

でも納屋であまりに先の人生の夢を語るから、もう絶対これ死亡フラグとしか思えなかった。
これだけ切なく夢を語らせておいて普通に逃げ切って二人の生活を手に入れられたら、それはそれでハッピーだけど物語としてはね、ちょっと物足りないかも。
この二人のらぶらぶ後には絶対何かあるよね。
多分これが二人の人生最後のらぶらぶなんじゃないかと思いました。
ああ、ほんと幸せそうだなぁ。

クラウスが熱を出してニコが食べ物調達に行ってる間、もしかしてクラウスは自分から姿を消してしまうんじゃないかと思ったけど、それよりも大変なことが起こってましたね。

グレンきたー。

だよね、やっぱりそうだよね。
生きてたんだよね。
執念だね。
ある意味、グレンもイっちゃってる。

復讐からは復讐しか生まれない。
傍から見てれば分かるけど、当事者になってしまったら分からなくなってしまうのかな。
グレンはもう復讐とかよりニコを取られたことへの恨みになっちゃってるもんなぁ。

しかしグレンを刺すニコは壮絶だな。
これってバッドエンドだなぁ……。
クラウス、もうダメでしょ。
真っ白な世界での死への道行……。
お願いだから二人の生活への夢を語らないで、もう涙ぼろぼろ。
あああああああああああああああああ。
涙止まらないいいいいいいい。
なんて綺麗な二人なの。
綺麗な世界なの。

クラウスの「無念」って言葉が辛すぎる。

クラウスの目が閉じてからもそっと名前を呼んで話しかけて。
しかも追い打ちをかけるようにエンディングに曲が入ってきた……。
もうムリ、涙鼻水ずるずるです。

これバッドエンドなんだろうけど、なんて綺麗なバッドエンド。
他のゲームでトゥルーエンド以外にもエンディングが入るパターンあったから、これもそういうのなんだろうな。
あああああああああ、でもこういうの大好きだ。
ある意味、ハッピーエンドよりも好きだ。
この主題歌めちゃめちゃいいなぁ……。
やっぱり雪ってドラマティックだよね。
ああ、涙とまらないー。

 
 
 
ん?
……?
…………?

なんですか?

え、生きてる???

生きてるの!?
つか、その声は

アバーラインー!!!

あなたは神か!
あなたが神か!!

順を追わなくていいからクラウスは!?
ニコも大人しくアバーラインの話を聞いてないでクラウスのこと聞けーい!
あ、もう死亡は確定なの?

いや、生きてた!
クラウス生きてたー!
でも左腕切断……。

いや、大丈夫。
腕がなくなっても生きてれば大丈夫。
ニコを幸せにできないことが無念で死にきれなかったかな。

「よく頑張りましたね」
って、アバーライン……。
その言葉に私もまた新たな涙が……。
しかも船の手配までしているとか。

やっぱりあなたが神だ。

もう会えなくなるであろう二人を、連絡先を聞くことも拒否して見送るアバーラインの胸中を思うと。
どうかアバーラインの余生も穏やかでありますようにと願わずにいられない。
きっと毎日二人のことを祈りながら暮らしていくんだろうな。
差出人不明でいいからハガキの一枚も出してあげてね。

そして夢に見ていた二人の生活。
野菜を作って料理して。
叶うはずのない夢だと思っていたことが現実になって。
不本意ながらも罪を背負ってしまった結果としてクラウスの左腕はなくなってしまい、それが目に見えることだから常に「罪」を突きつけられているようなものなのかもしれないけど。
だからこそ、小さな一つひとつのことを大事に生きていくんじゃないかなと思うよ。

このあとグレンのハッピーエンドも見たけど、あっちではニコが声を失っているのね。
何かしら失うんだな。
それが罪を背負った罰としての結果なのか、憎しみの連鎖を断ち切るために必要な犠牲だったのか。

あー、しかしこれハッピーエンドだったのか。
言っていいですかね?

私の流した涙を返してw

ツイッターで思いっきり叫んじゃったんだよ?
エンディング曲聞きながら涙流しながらね。

いや、まあいいですけどね。

あー、長々とすいませんでした。
でもまだ言い残したことあると思う。

本当はクラウスのバッドエンドの感想も一緒に書こうと思ったけど、それはまた別にします。

希望を言えば、もうちょっとクラウスとニコの恋に落ちていく過程を描いてほしかったな。
ハッピーエンドとトゥルーエンドの二つくらいほしかったな。
それこそ、心中エンドとか好物です。

それにしてもこの主題歌いいな。
しばらくPC作業するときはこれをBGMにしてそうです。


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